1. スニーカー概要
- モデル名:Nike × Supreme Air Force 1 Low
- 発売日:2020年より継続リリース(2025年も販売継続中)
- スタイルコード:CU9225-002(ブラック)、CU9225-102(ホワイト)
- 価格:$118(国内価格:16,500円前後)
- 販売場所:Supreme公式オンライン/直営店、Nike SNKRS
ストリートブランドの頂点 Supreme(シュプリーム) と、Nikeの定番モデル Air Force 1 が融合した一足。
シーズンごとにリリースされる限定コラボが多い中、こちらは「継続販売」という珍しい形で展開され、いまや“定番アイテム”として定着しています。
2. デザインの特徴


このコラボAF1は、基本的には従来のAir Force 1 Lowのシルエットを踏襲しつつ、最小限のカスタムでSupremeの存在感を示したデザインとなっています。
- アッパー:ブラック(CU9225-002)、ホワイト(CU9225-102)の2カラー展開
- スウッシュ:オリジナルのまま、特別な装飾はなし
- サイドヒール:Supremeのボックスロゴを小さく配置
- シューレース:付属品として“Supreme”ロゴ入りレースが同梱
つまり、ベースは“ごく普通のAF1”。そこに小さなSupremeロゴを添えることで、シンプルながら圧倒的な存在感を放っています。
👉 他コラボ比較
- Travis Scott × AF1=大胆な素材使いやスウッシュの変更
- Off-White × AF1=解体・再構築的なデザイン
- Supreme × AF1=あえて何もしない潔さ
このミニマルさこそが、長く支持される理由といえるでしょう。
3. モデルの背景 ― “継続販売”という異例のコラボ
通常のSupremeコラボは「シーズン限定・一度きり」が基本。
しかしこのAF1は、2020年から現在に至るまで、定番商品として継続的にリリースされています。
Supreme側は「Air Force 1は定番だからこそ、シーズンごとに欠かさず販売したい」という意図を示しており、コラボスニーカーとしては異例の立ち位置。
結果として、ストリートシーンにおける「ユニフォーム」のような存在になっています。
4. 履き心地・機能性
ベースはナイキの定番Air Force 1 Low。
そのため履き心地は“安定のAF1”といった印象です。
- クッション性:Airユニットを搭載、やや硬めながら耐久性が高い
- 重量感:他のローカットスニーカーに比べると少し重いが、安定感は抜群
- フィット感:幅広のシルエットで、どんな足型にも対応しやすい
「毎日履けるタフなスニーカー」というAF1の特性をそのまま受け継いでいます。
5. コーディネート提案
シンプルなAF1にSupremeの小さなロゴが入るだけ。だからこそ、どんな服装にも合わせやすいのが魅力です。
- ストリートスタイル:SupremeのTシャツやボックスロゴパーカーと合わせるのが鉄板
- カジュアルスタイル:デニム+シャツに合わせれば“さりげなくSupreme”を演出
- モード寄り:オールブラックコーデにブラックAF1を合わせ、ロゴでアクセント
特にホワイトモデルは「清潔感+ワンポイント」で幅広い層に人気。ブラックは「ストリート寄りでタフ」な印象を強めます。
6. 購入方法と入手難易度
継続販売されているため、従来のSupremeコラボより入手はしやすいですが、それでも即完売するケースが多いです。
- Supreme公式オンライン/店舗:週末ドロップ時に販売
- Nike SNKRS:不定期でリストックあり
- リセール市場:通常のプレ値幅は控えめで、定価+数千円程度
👉 他コラボに比べると価格高騰は抑えられていますが、「欲しい時に定価で買えるとは限らない」のが現実です。
7. 筆者の視点(レビュー)
個人的にこのAF1で魅力的だと感じるのは、**「ミニマルなデザインにブランドの力を込めた潔さ」**です。
多くのコラボが奇抜さや派手さを追求する中、Supremeはあえて“ほぼ何もしない”という選択をしました。
その結果、普遍的なAF1に小さなロゴを加えるだけで、ストリートの象徴へと昇華させています。
履いてもよし、飾ってもよし。ファッションの文脈で「持っていること自体が意味を持つ」一足だと感じます。
まとめ
Nike × Supreme Air Force 1 Low [CU9225-002 / CU9225-102]は、
- AF1本来のシンプルなデザインにSupremeロゴをワンポイント追加
- シーズン限定ではなく“継続販売”される異例のコラボ
- 幅広いコーデに対応する万能性
- 入手難易度は他のコラボに比べれば低めだが、即完売は避けられない
「普遍的でありながら特別感を持つ」という稀有な立ち位置の一足。
ストリートファッションに興味があるなら、ぜひワードローブに加えたいモデルです。
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